社会科が苦手な原因と対策

社会科が苦手で、点数や成績の足を引っ張ってる…

この記事では、こんな悩みを解決します!

しんと先生

どうしたら社会科の苦手が克服できるんだろう?と悩む人って本当に多いんです。

「なんで社会が覚えられないんだろう…」「どうしたら克服できる?」と困っている小学生・中学生・高校生向けに、原因対策おすすめ勉強方法を解説します!

この記事を読むと、普段の授業の受け方、自主学習のやり方が改善できます!

この記事でわかること

・社会科が苦手な原因
・しんと先生のどん底 挫折経験
・具体的な対策とおすすめ勉強方法

この記事を書いた人
しんと先生

しんと先生|さすらいの社会科教師
塾講師・公立中学校教師を経て、現在はオンライン家庭教師として活動中
指導歴8年・教え子は約500名超
小学生〜高校生まで幅広く指導
ココナラ・ストアカにて授業満足度 “星5.0⭐️”を獲得&維持

目次

社会科のよくあるお悩み

塾講師・中学校教員・オンライン家庭教師として、子どもたちの様々な悩みに触れてきました。

その中でも特に多いのは、このようなお悩みです。

  • 社会の授業についていけない
  • 社会がテストや成績の足をひっぱている
  • 暗記が苦手
  • 勉強してもすぐに忘れてしまう
  • 定期テストは、まだいいけど実力テストや模試の結果がよくない

このお悩みを放置してしまい、社会だけじゃなくて勉強そのもののやる気がなくなってしまったり、自信をなくしてしまったりするのをを見てきました。

社会の勉強が苦手になる原因

そこで最初に、社会科が苦手になる主な原因を紹介します。

社会科が苦手になる主な3つの原因

① 量、スピードについていけない

② 内容が理解できない

③ 社会=暗記だと思い込んでいる

④ 正しい勉強方法を知らない

① 量、スピードについていけない

教員をしていた時、いつも感じていたのは「勉強する量が多すぎる」ということでした。

教えなければならないことがたくさんあって、いつも時間に追われていました。子どもたちも、それについていくのが本当に大変だったと思います。

学ぶ内容が多すぎると、混乱したり、復習が追いつかないことがよくありますよね。

さらに、膨大な量を1年間の限られた授業時間で教える必要があるので、どうしても詰め込みになりがちです。内容が多い上に、進むスピードも速い…。これだけで、やる気を失ってしまうのも無理はありません。

でも、実はこの「勉強の量やスピード」を決めているのは、文部科学省の偉い人たちなので、先生や皆さんが悪いわけではないんです。

だから、「自分が頭が悪いからダメだ」と思い込む必要は全くありません!

大切なのは、「どうやってうまく乗り越えるか?」を前向きに考えることです。

② 内容が理解できない

「内容がよくわからない」と感じるタイミングは人それぞれ違います。

例えば、こんな経験はありませんか?

  • 小学4年生で都道府県を覚えるのに苦労した
  • 小学6年生の社会科で、歴史や地理が難しくて大変だった
  • 中学1年生になって、小学校とのレベルの違いに戸惑った
  • 中学3年生の途中で公民が増えてついていけなくなり、さらに中1〜中2の内容が頭から抜けていてピンチになった
  • 高校に入って、社会の科目が増え、急に専門的な内容になって絶望した

実は、これ全部、私自身の体験なんです。

一度「わからない」と感じると、その後に取り戻すのが本当に大変です。

例えば、歴史の「奈良時代」でつまずくと、その次の「平安時代」にも影響します。地理では「緯度・経度」がわからないと、その後の「気候」についての学習が理解できなくなる、といった具合です。

これは、足し算ができないと掛け算が難しくなるのと同じですね。

1つわからないと、その次もわからなくなる…という悪循環に陥る前に、「わからない」と感じたらすぐに対策を取ることが大切です。

③ 社会は暗記すればなんとかなると思っている

社会科で一番やってはいけないのは気合と根性の「丸暗記」です。

よく社会科は暗記科目だ!覚えればなんとかなる!と言われがちですが、それが一番良くない勉強法で、絶対にやってはいけません。

もしかしたら、学校の先生や親、先輩、塾の先生から「社会は暗記だよ」と言われたことがあるかもしれません。

さらに、学校の社会の授業はプリントの空欄を埋めるだけ、塾では山・川・地名をゴリゴリ覚えさせられ、ひたすら歴史や地理の一問一答のプリントをやらされる…なんてことはありませんか?

こういう環境にいる人は、「社会=覚えるもの」という概念を刷り込まれている可能性があります。

④ 正しい勉強方法を知らない

「暗記はダメ!」と言われても、暗記をしたくてやっている人なんていないですよね。暗記せずに済むなら、誰だってその方法でやりたいものです。昔の私なら、「そんなこと言うな!」って怒りたくなったかもしれません…。

実際、私の教え子の中には、A4ノートにびっしりと「聖徳太子」と書き続けている子がいました。

話を聞いてみると、漢字の練習ではなく、テスト前に聖徳太子を覚えようと一生懸命取り組んでいたんです。

その子は、自分なりに知っている方法で、一生懸命に暗記しようとしていたんですね。

この方法が全く無駄というわけではありませんが、かなり大変で苦しいやり方です。

でも実は、「暗記していること」自体は悪いことではありません。

英語なら英単語、数学なら公式、理科なら化学式、国語なら漢字や文法など、覚えなければならないことはたくさんあります。

問題なのは、理解を飛ばして気合や根性でひたすら暗記することです。

暗記が「手段」になってしまうのが良くないのです。

目指すべきは、「正しい方法で勉強して、その結果として自然に暗記できる状態」になることです。

「じゃあ、どうやったらいいの?」という具体的な方法については、後半で解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

“社会科が苦手=頭が悪い”ではない!

教え子の中には「社会が苦手=私はバカだから」と自己否定してしまう子がいて、口癖は「私バカだから」だったんです。

ここまで極端でなくても、勉強できなくて自分を追い込んでしまうことはありませんか?

ちなみに、このような人には「苦手になるルート」をたどっていることもわかりました。

よくある悪循環ルート

内容がわからない→どうやって勉強したらいいかわからない →無理やり暗記 →結果がでない→社会科が苦手になる →自信がなくなる→勉強自体のやる気もなくなる→どんどん結果が悪くなる・・・

全員にあてはまるというわけではないですし、もしかしたら一部だけあてはまる人もいるかもしれません。

私が一番伝えたいことは、誰でもこの悪循環ルートから抜けることができるということです。

頭の良い悪いは関係なく、どうやったら抜けられるかを知っているか知らないかの違いだけです。

実は勉強が苦手でした

勉強が苦手な人の気持ちが分かるの?

もし、私が勉強を習うなら、勉強が苦手な人の気持ちがわかる人から学びたいと思っています。

例えば、野球は大谷翔平、勉強は東大生から学ぶのって、ちょっと気が引ける気がするんです…(完璧すぎて恐れ多い)

私自身、勉強が苦手な過去があったのでどうやって乗り越えてきたか?をお話します。

しんと先生のどん底 挫折エピソード

小学生の頃

幼稚園の頃から、「自分は他の人と何か違う」「友達ができない」「みんなが当たり前にできることが、自分にはできない」というモヤモヤを感じていました。

小学校に入ってもその状況は変わらず、うわべだけの友達はいても、心から仲の良い友達はいませんでした。運動も苦手で、「自分って一体何者なんだろう?」と悩んでいました。

そんな私の心の隙間を埋めてくれたのは「勉強」でした。

勉強してテストで良い点を取ると、両親が褒めてくれて、私を認めてくれる。それが嬉しくて、勉強を頑張っていました。

決して「勉強が楽しい!好きだからやる!」というわけではなく、「親が喜んでくれるから」「自分の居場所ができるから」という理由で、小学生の頃から一生懸命に勉強するようになりました。

でも、いくら勉強してもすぐに忘れてしまったりケアレスミスが多くて、「あ、俺って勉強が苦手なんだな」と自覚しました。

中学生の頃

中学に入ってからは、さらに勉強にのめり込みました。なぜなら、中学受験に失敗して地元の公立中学校に進学したことが恥ずかしく、勉強で見返してやろうと追い込まれていたからです。

その結果、部活や生徒会、勉強すべてを両立し、親や学校の先生からも期待される存在になりました。

高校受験では、平日は毎日5時間、休日は8時間勉強し、体重が80キロになるくらい頑張って、埼玉県で最も優秀な男子校に合格することができました。

高校生の頃

しかし、高校に入って挫折を味わいます。高校の勉強は、小中学校とは比べ物にならないくらい量が多く、スピードも速く、難易度も高く、全くついていけなくなったからです。

それまでの私は、とにかく「丸暗記」で乗り切っていたのですが、その方法ではもう通用しなかったのです。

当時はなぜ通用しなかったかもわからず、本当に苦しかったです。

自分より上の人がたくさんいる環境で、「自分は落ちこぼれだ」と感じ、勉強に対するやる気を失いました。

さらに、「勉強をしなければ、自分の存在価値がない」「頭が悪いと親に見放される」というプレッシャーから、勉強ができない自分を否定するようになってしまいました。

その逃げ場として、吹奏楽部にのめり込み練習時間が増えれば増えるほど、成績もどんどん悪化。世界史では赤点を取りかけ、第1志望の埼玉大学もD判定で絶望的な状況でした。

それでも、奇跡的に私立の文教大学に合格。

しかし、合格通知と一緒に届いたのは200万円の振込用紙でした。

「自分が勉強をサボったせいで、こんな大金を親に負担させてしまう…」「弟と妹に迷惑をかけてしまう…」という危機感から、再び必死で勉強を始めました。

追い上げの結果、何とか大学に滑り込みセーフ(ほぼ最下位でした)

大学生の頃

無事入れたのはよかったものの「なんで大学に入ったの?本当に先生になっていいのか?」と、目標を見失い、再び勉強に身が入らなくなりました。

それでも、大学の先生との出会いのおかげで、社会科の面白さに気づき、「社会が苦手な子どもを助けたい!」という思いが固まって教員になることを決意しました。

とはいえ、相変わらず勉強は苦手だったので、講義は毎回居眠り、1週間家に引きこもって大学に通えなくなったり、ゼミの教授の単位を落とすなど、周りからは心配される状況に…

教員採用試験は筆記や小論文は合格点スレスレ、面接だけは高得点を稼げたので何とか一発合格で済みました。

教員時代

2020年に地元さいたま市の公立中学校に配属

希望に満ち溢れて教壇に立ったのですが、一瞬で心が折れました。

というのも、教えることと勉強することは全く別物で、子どもたちが笑顔で学べる授業を作れないというギャップに絶望しました。

そんな時、3歳年上の社会科のT先生の授業に救われました。T先生の授業は笑いが絶えないのに、深い学びもある。教室でも職員室でも明るい先生に心を動かされ、私も本気で授業作りに取り組みました。

平日も残業、土日も授業研究に没頭し、「どうすれば楽しく、わかりやすい授業ができるか?」を徹底的に考えました。

その経験を通して、私は気づきました。

勉強が苦手なのは「頭が悪いから」ではなく、「正しい勉強方法を知らないだけ」だったのです。このことに気づいた時、20年以上抱えていた悩みから解放されたような気がしました。

つまり、子どもたちのために一生懸命考えていたら、自分自身が一番救われていたのです。

それからの授業では、「何でも丸暗記」から脱却し、「理解すれば自然に身につく」という過程を大切にしました。

その結果、テストの平均点は7割をキープし、授業の満足度は8割を超えることも。2年間で「社会科が好き」と答える生徒が20%増加しました。

子どもたちからは「先生の授業って、勉強している感じがしないけど、なぜか頭が良くなっている気がする」と言われるようになり、本当に嬉しかったです。

ちなみによく聞かれるのですが、教員を辞めたのは「自分の力でビジネスに挑戦したい!」というシンプルな理由です。

実は今でも、最も向いている仕事は学校の先生だと思っています(笑)

でも、オンラインなら日本全国の子どもたちのために全力を尽くせるので、それも最高に楽しい!

学校の先生と塾の中間の存在として、勉強や社会科に関するお悩み解決に貢献できれば嬉しいです✈️

具体的な解決策・おすすめ勉強法

もしかしたら、この中には、「何か楽に、めんどくさいことを飛ばして頭が良くなる方法はないかな」「一瞬で頭が良くなる方法はないかな」と探している方はいませんか?

もちろん、そんな夢みたいな方法はあったら最高ですよね(暗記パンは別です)

今から説明することは、正直言って面倒だし、意外と当たり前のことに感じるかもしれません。

でも、当たり前のこと、面倒くさいことをコツコツ積み上げることが時間も労力もムダにならない最短ルートなので、気になる方だけチェックしてみてくださいね。

具体的な改善策

① 理解できているかを確かめる

② わからないところをなくす

③ わかるところは自分の理解度を確認する

④ 他の人の力を借りる

① 理解できているかを確かめる

よくある悩みとして、「何が分からないか分からない」と言う声がとっても多いです。

何が分からないか分からない…で止まってしまうのでは、何も解決しないのでもったいないです。成長のチャンスと捉えて、一歩前に進みましょう。

具体的には、授業プリント・ノート・教科書を見返して、言葉・人物・出来事が出てきたら、「分かる・分からない」を分類します。また、問題集があるなら先に解いてみて、間違えたところや答えを見てもわからないところを洗い出しましょう。

② 分からないところをなくす

「分からないところ」が明らかになったら、できるだけ早く解消します。

というのも、分からないところを放置すると、後になって「そもそも何が分からなかったんだっけ?」と思い出すことからリスタートするため、とっても疲れます。

「わからない」と思ったら、人に聞く、調べるなど何でもいいので、とにかく早くスッキリさせましょう。

③ 分かるところは自分の理解度を確認する

自分には分からないところはない!意外と大丈夫じゃん!と思った時こそ、要注意!!

実は「わかったつもり」で、テスト中に「あれ、よくわかんないな…」と気づいてしまった時にはもう遅いんですよね。しかも結構ショック…

「わかったつもり」を防ぐためには、自分の理解が正しいかを確かめるのが大切です。

具体的には、小学3年生にも分かるくらいのレベルで説明できるかどうかを基準にすると良いです。実際に説明する相手がいない人は、紙に書いたり、携帯のメモに書いてみるのも良いです。

自分の脳みそから出した知識が正しいかどうかを、学校の先生や正しく社会科を理解している人に見てもらって、チェック完了です。

なぜ、「説明する」のをオススメするかと言うと、実は問題集を解くことは必ずしも理解度の確認になるとは限らないからです。

教え子の中に、「プリントを3周して答えも完璧にしたのにテストで間違えた」という人が結構多くいました。そう言う時って、問題文と答えを丸暗記していて、実は中身を理解できていない現象が起きています。

例えば、「1足す1は2だよ!」ということを呪文のように3歳児に教えれば、その子は「いちたすいちはに」という言葉を覚えることはできても、本当の意味で「1+1=2」の仕組みは理解できていません。

社会でも同じ現象が起きがちで、問題に答えられるからと言って、正しく理解しているとは限らないのです。

だからこそ、自分の脳みそから知識をアウトプットして確かめるのが一番正確です。

④ 他の力を借りる

自分でできることはやり切った!あるいは、自分ではどうすることも大変・・・というときは、思い切って他の人に「助けてー!」ってヘルプを出してみましょう。

友達、家族、先輩、学校の先生、塾の先生でもいいですし、自分で調べたりYouTubeを見てみたりと、他の人の力を借りることは恥ずかしいことではありません。

むしろ、他の人に学ぶことができる人は大人になっても伸びます。

例えば、芸人やモデル、スポーツ選手、アナウンサーなど「プロ」と呼ばれる人こそ、常にコーチ・先輩・周りのライバルから学んで努力をしていますよね。大谷翔平だって、常に学び続けて他の人ができない努力ができたからこそ、「あいつは人間じゃない」と言われるようになったと思います。

もし、周りに頼る人がいないよ…という方は、ぜひ私の授業を受けてみて、しんと先生を使い倒してください!

しんと先生の授業に向いている人

こんな人におすすめ!

・社会の勉強・暗記が苦手

・定期テストは良いけど模試がいまいち・点数や成績があがらない

・得意を伸ばしたい

・受験対策が不安

・好きを伸ばしたい

社会の勉強・暗記が苦手

ガチガチの講義というのではなく。会話をしながら「何がわからないのか?」を確認し、納得いくまで解説をします。楽しく分かる授業なので、自然と理解できる状態を味わえます。

また、学校の課題、テスト勉強、長期休みの課題が進まない時には一緒にやりましょう。

定期テストは良いけど模試がいまいち・点数や成績があがらない

短い期間で丸暗記できる人は、定期テストはそこそこ点数を取れることが多いです。しかし、逆に言えば、長期記憶に残らないので模試の点数が下がりやすいです。

毎回の授業でたくさん吸収する、こまめに復習する、わからないことはなるべく早く解消する。これをコツコツ積み上げることが最短ルートです。

とはいえ、これが結構大変なので、授業の受け方や自主学習の計画を立てる方法などもアドバイスします。

ちなみに、「定期テストの範囲をしっかり理解する→定期的に復習する」この流れが受験対策にもつながっていきますよ。

受験対策が不安

受験対策で一番大切なのは、1つ1つ積み上げること。レベル1の勇者がレベル100のモンスターを倒せないのと同じです。

時間はかかりますが、分からないところまでさかのぼり、何がわからないのかを一緒に整理し、納得いくまで理解していきます。

また、問題を解くテクニックも伝授します。

得意を伸ばしたい

社会が好きな人は、新しい知識やスキルをどんどん吸収できるので、もはや私の力は不要かもしれません。ただ、深い学びの視点が欲しい!ときには、役立てると思います。

好きを伸ばしたい

社会が好き!という方は、学校の勉強からはズレてしまうこともありますが、好きをとことん一緒に追求しましょう。好きを極められる人がなんだかんだ最強です。

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